5月、アメリカから麻薬を密輸した疑いで、アメリカ出身の寿司職人として須崎市の初代観光大使だった男が逮捕されました。男は9月末に大麻所持で逮捕されていて、今回が再逮捕となります。

再逮捕されたのは、アメリカ国籍で高知県須崎市西糺町の職業不詳、デイビッド・ブハダナ容疑者(39)です。
高知県警によりますと、デイビッド容疑者は、今年5月上旬から中旬にかけて、関係者と共謀のうえ、アメリカから関西空港へ若干量の麻薬を発送させ国内に密輸した疑いがもたれています。

5月下旬、高知県警が神戸税関からの情報を受けて開始した捜査によってデイビッド容疑者が大麻を所持している疑いが強まり9月末に逮捕しました。

その後、関西空港で押収されていた麻薬の検査を実施するなどした結果、デイビッド容疑者の密輸の疑いが強まったため、14日、デイビッド容疑者を再逮捕しました。
高知県警は認否について、「今後の捜査・公判に支障をきたす恐れがある」として明らかにしていません。
警察麻薬の使用の有無などの余罪や動機、共犯者の役割について詳しく調べています。

デイビッド容疑者はアメリカ出身の寿司職人として、2月に須崎市の初代観光大使に就任していました。