
高知ユナイテッドSCは、JFLに所属していた2023年の天皇杯、2回戦でガンバ大阪(J1)を、3回戦で横浜FC(J1)を立て続けに破る“ジャイアントキリング”でベスト16に進出。4回戦で、この年の優勝クラブ・川崎フロンターレに0-1で惜敗しましたが、最後まで川崎を追い詰め、大会で大きな存在感を示しました。
ただ、2024年の天皇杯では2回戦でサガン鳥栖(当時J1)に1-2で敗れていて、前年でJ1相手に2度の“ジャイアントキリング”を演じてきな期待を背負っていただけに、悔しい敗戦となりました。
そして今年=2025年、“Jクラブ”として高知県代表となった高知ユナイテッドSCは、5月24日(土)の1回戦で、香川県代表のカマタマーレ讃岐(J3)とアウェーで対戦します。
この讃岐に対しては、初めての“四国ダービー”となった5月6日のJ3第12節で、0-2で敗れています。
讃岐相手のリベンジマッチ、それが「天皇杯」の舞台…。不思議な“縁”が重なった、クラブ10度目の天皇杯。秋田豊監督が掲げる“優勝”に向け、“Jクラブ”として初めて挑む高知ユナイテッドSCに、期待がかかります。