高知県四万十市安並で飼育されているヤギの家族に新しい仲間が加わりました。飼育している男性によるとヤギが生まれる日にはある特徴があるというんです。
四万十市安並の水路沿いで飼育されているヤギ。

その愛らしい姿は穏やかな風景に溶け込んで地域の人々の心を和ませています。
ヤギを飼育しているのは四万十市で介護タクシー会社を経営する川村宣宏さんです。

3年前に4頭のヤギを飼い始め、いまでは11頭になったといいます。
(川村宣宏さん)
「(Q.飼育のきっかけは)この地域が耕作放棄地になっていまして、そこの荒れ地を除草のために飼い始めました。(Q.ヤギの魅力は)草を食べている音で癒やされますね。ヤギセラピーという言葉もありますし。かわいい!」

そんなヤギの家族に昨日新しい仲間が加わりました。

「ここにきのう生まれた子ヤギがいます。茶色いほうがオスで白いほうがメスです」

これまでも何度かヤギの出産を経験している川村さん。ヤギが生まれる日にはある特徴があると言います。
(川村宣宏さん)
「明け方くらいに生まれることが多いんですけど。なぜかうちのヤギは嵐の時とかによく生まれたりしててびっくりしますね。昨日の嵐の夜に生まれているのでね」
赤ちゃんヤギは一カ月ほど小屋で過ごした後広場デビューするということです。今後は、ヤギの乳製品作りなども検討していて「地域のみなさんには子ヤギたちの成長を一緒に喜んでいただけたら」と話していました。