午後2時すぎ、高知では初の開催となる「ルヴァンカップ」の一戦が、キックオフ。高知ユナイテッドは、直近のリーグ戦から先発を8人入れ替えて臨みました。一方のガンバは、元日本代表のGK1東口順昭や、DF20中谷進之介、FW宇佐美貴史らが先発し、「本気」の布陣です。
13分、ガンバ大阪の元日本代表・宇佐美貴史が、センターサークル付近で高知のパスを奪うと、そのままドリブルで駆け上がり、ゴール右隅にシュート。これが決まり、ガンバ大阪が先制します。【高知0-1G大阪】
そして、前半41分、ガンバ大阪が自陣内・センターサークル付近でのフリーキックから、高知陣内へ。そのまま高知ボックス内でボールをつなぎ、デニス・ヒュメットがシュート。これを高知GK1黒川雷平が弾くも、こぼれ球を唐山翔自が叩き込み、ガンバ大阪が追加点を挙げます。【高知0-2G大阪】
前半2点のリードを許し、なんとか反撃に出たい高知は後半、MF16上月翔聖、MF66三好麟大、FW11小林心を投入し、攻撃陣の“3枚替え”を実施。
すると後半17分、その小林心が縦パスに抜け出しシュート。これはわずかにゴール左に外れますが、高知の“反撃”の流れが見えてくると…
後半32分でした。DF2吉田知樹のパスから始まり、ガンバ大阪ペナルティエリア内でクロスを受けたのは、再び小林心。ゴール前で右足で放ったシュートが、ゴール右下に決まり、高知が1点を返します。【高知1-2G大阪】
その後も高知は、ガンバ大阪ゴールに攻め込みますが、決定力を欠き、ガンバ大阪のゴールネットを揺らせず。試合はこのまま1-2でガンバ大阪が勝利。初のルヴァンカップで“ジャイキリ再現”に挑んだ高知は「あと1点」が遠く、ガンバ大阪に“リベンジ”を許した一戦となりました。