高知県内で死亡事故が相次いでいます。26日からの3日間で4人が死亡していて、県警が緊急対策をとっています。
高知県越知町の国道33号では、28日午後5時半前、道路を横断をしていた80代の女性が走ってきた乗用車にはねられました。この事故で近くに住む、89歳の山下美恵子さんが病院に搬送されましたが、およそ1時間10分後に死亡しました。現場は見通しの良い直線で、横断歩道はありませんでした。
また、午後5時40分ごろには南国市の県道南国インター線を歩いて横断していた女性が走ってきた軽乗用車にはねられました。この事故で近くに住む84歳の藤田壽恵子さんが病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡しました。現場は見通しの良い直線で横断歩道はありませんでした。
県内では26日からの3日間で4件の死亡事故が発生しています。警察は29日午後から交通指導や取り締まりを強化する緊急対策を取っています。また、28日の2件は夕方に発生した事故で、県警は「ドライバーは前後左右の確認や速度を控えること、歩行者は車が来ているのが見えたら通り過ぎるのを待ってほしい」と注意を呼びかけています。
26日以降、相次いだ事故
26日・四万十町で軽貨物自動車が谷に転落し、88歳男性が死亡
27日・芸西村で乗用車がガードパイプに衝突し、83歳男性が死亡
28日・越知町で道路横断中の89歳女性がはねられ、死亡
28日・南国市で道路横断中の84歳女性がはねられ、死亡










