25日未明、高知県須崎市の市道で、酒を飲んだ状態で車を運転したとして53歳の建設業の男が逮捕されました。男は高知市内で警察官から職務質問を受けましたがそれに応じず、須崎市まで車で逃げたということです。
逮捕されたのは、高知市長浜の53歳の建設業の男です。高知南警察署の調べによりますと、男は25日午前1時ごろ、高知県須崎市の市道で酒気帯び運転をした疑いがもたれています。
男が警察から職務質問を受けたのは高知市でした。24日の午後11時40分ごろ、「飲食店でトラブルがあった」という通報を受けた警察官が高知市の現場に駆けつけたところ、男が車に乗っていて、警察の職務質問に一切応じず、土佐市宇佐町方面に逃走したということです。
追跡するパトカーなどにぶつかりながら約1時間ほど逃走を続け、その後、警察が須崎市浦ノ内の市道で道路から逸脱してひっくり返っている車を発見。運転していたとみられる男にアルコール検査を実施したところ、基準値を超えるアルコールが検出されたため逮捕したということです。男は頭部を打って軽傷だということです。
調べに対し男は「酒を飲んで車を運転したことは間違いない」と容疑を認める供述をしていて、警察が経緯や逃走した理由などを詳しく調べています。










