高知市は3月開会する市議会に過去最大規模となる1640億円の当初予算案を提出する方針です。

高知市が3月の市議会に提出する新年度の当初予算案は一般会計の総額で1640億円で、過去最大の規模となっています。予算案には小中学校の施設整備事業費として6億100万円あまりが計上されていて、この中にはプールの修繕費も盛り込まれています。2024年、中学校のプールで行われた水泳の授業で小学生が死亡した事故を受けた予算です。また人口減少対策では、仕事と子育ての両立に向けて従業員の働く環境を整備する中小企業に対しての助成金の費用が。南海トラフ地震対策では避難所の屋外トイレにLED照明を設置する事業費などが計上されています。

(高知市 桑名龍吾 市長)
「高知市が何か変わってきたなと思ってもらえる変化の実感をしてもらいたい。安全で安心ということも皆さんにも思ってもらいたい。そういったことを念頭に置いた予算作りとしています。」

高知市議会3月定例会は3月4日に開会し、7日に代表質問が始まります。