野球をする子どもたちのケガを未然に防ぐため、11日、大学病院の医師や理学療法士が小中学生に本格的なメディカルチェックを行いました。

この取り組みは、高知大学医学部附属病院整形外科が高知県軟式野球連盟に呼びかけ、2020年から実施しています。11日は、連盟に加盟する野球チームの小中学生ら、およそ100人を対象に行われました。

病院に集まった“球児”たちは、医師や理学療法士の立ち合いのもと、運動能力や柔軟性を測定しました。また、効果的なストレッチの方法や、けがをしない投球フォームなども教わりました。

病院によりますと、野球をする子どもたちのけがの多くは「肩」や「ひじ」の損傷で、その要因は「骨や筋肉が未発達の成長期にボールを投げすぎること」だということです。

“ボールの投げすぎ”が要因で「肩」や「ひじ」を傷めるけがは、「野球肩」や「野球ひじ」とも呼ばれています。