サッカーJ3高知ユナイテッドSCのホームスタジアム、春野陸上競技場の照明が新しくなり、Jリーグが求める基準を満たしました。

春野陸上競技場に新たに設置されたLED照明の明るさの測定が、30日夜行われました。Jリーグはスタジアム照明の明るさを、ピッチのいずれの場所でも1500ルクス以上という基準を定めています。しかし、2001年に設置された改修前の照明は、老朽化などで点灯しないランプがあり、去年の測定で明るさの基準を満たしていませんでした。そして30日夜の測定で新しい照明の明るさは平均1903ルクスと、ユナイテッドが「Jリーグ」を戦う基準をクリアしました。

(県土木部公園上下水道課 竹中翔治 主幹)
「なかなかハードなスケジュールでの工事となりましたが、事業者をはじめ、県の関係下、施設の管理者を含め、たくさんの方々の協力を得て、期限内に(2月7日まで)間に合わせることができましたので、本当に安どした気持ちでいっぱいです」

Jリーグが求める基準はほかにもあり、高知県は春野陸上競技場の屋根がある場所に、「記者席」を開幕までに設置しJ3の基準を満たす予定です。しかしJ2・J1を見据えると、交通アクセスや駐車場の確保などの課題があり、整備はまだこれからです。