そのお母さんを演じるにあたって、最初、このオファーが来たときの心境というのはいかがですか。
■RSK山陽放送アナウンサー 小林章子さん
オファーと言いますか、業務命令という形だったんですけれども(笑)、まずRSKが映画を制作したことがなかったので…「映画を作るんですか?」っていう驚きと、あと「母親役」と言われたその驚きというか、信じられなかったですね。演技の経験も全くなかったので、「私でよろしいんでしょうか?」っていう気持ちでした。

小林さんは母親役ということですけれども、その他のキャストやスタッフも、RSK山陽放送の社員だったりとか、関連会社の社員が務めているということなんですね。
■RSK山陽放送アナウンサー 小林章子さん
監督を務めたのが2人いるんですけれども、私と同じ報道部に勤務している上司と後輩。そしてカメラマンは私が入社の頃から一緒に取材を続けてきたカメラマンだったんですが、信頼関係が築かれていたところで、新たな挑戦をすることができたっていうのは幸せなことだったなと思います。
初めての映画制作ということですけれども、これまで丹念に紡いできた取材、それがあったからこそ、完成した映画ということなんですね。

■RSK山陽放送アナウンサー 小林章子さん
2019年に石村嘉成さんの取材をしたのがきっかけで、石村嘉成さんが、もう本当に素晴らしい方なんですね。明るくていつも前向きで、そして制作活動に没頭して、その作品が動物を本当に生き生きと表現した絵画なんですけれど、そうした魅力にもみんなが魅せられて、ぜひ映画にしたいということでみんなで考えて、ブラッシュアップしながら作った映画です。