防災や防火を呼びかけるキャラクターのコスチュームを製作した高知県香南市の企業に、香南市消防本部から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、模型などの製造メーカー高知機型工業です。香南市消防本部の防災活動の一環、「救命戦隊タスケルンジャー」のコスチュームを新たに作り、寄贈したことに対する感謝状で、4日、恒光博篤(つねみつ・ひろあつ)消防長から北雅之社長に手渡されました。

15年前に誕生したタスケルンジャーは、住宅の火災を知らせる住警器マン(青)、心肺蘇生を担当するハートマン(赤)、AEDを担うショックマン(黄)、119番通報するコールマン(白)の4人で構成されています。

これまでも市のイベントなどで防災や防火をPRしてきましたが、高知機型工業の塗装技術でコスチュームの強度が上がったということです。

(高知機型工業 北 雅之 社長)
「人の命に関わるようなものの普及をしていただければ、活躍の場を広げていただければと思っております」

乾燥し、火事が増える傾向にある季節。香南市消防本部は、「火災予防や応急手当てを市民に周知する中心として活躍してほしい」としています。