高知信用金庫が、富士通とともに、「基盤となる新システム」を研究開発することを発表しました。

高知信用金庫は、富士通と、システムパートナーとして50年以上にわたり、さまざまな開発に取り組んでいました。現在、高知信用金庫が顧客情報など様々なデータの管理に利用している大型コンピューターは、2030年の販売終了が予定されています。このため高知信用金庫は、新しい基盤となるシステムを富士通と研究・開発していくことになりました。

顧客向けのシステムはより便利に、社内向けのシステムは、よりセキュリティを強化することで、「地域に役立つテクノロジー」を追求していく方針です。また、研究開発を通して、システムを開発・管理する人材の専門性や技術力の強化にもつなげたい考えです。

(高知信用金庫 山崎久留美 理事長)
「『高知特化型の信用金庫』として、『地域のシステムを、自分たちの自由度の中で、いつでもサービス提供できるためのチャレンジ』なので、頑張って地域のインフラをしっかり持たせるところが一番のテーマなので、歯を食いしばって、みんなで取り組んでいきたい」

高知信用金庫は、2030年までの完全移行を目指して、研究開発に取り組んでいくとしています。