高知県四万十市でディスコのイベントを開いた女性グループが、乳がん検診を呼びかける“ピンクリボン運動”に役立ててもらおうと募金を寄付しました。

中村商工会議所女性会は地域商工業の振興や事業経営に関わる女性の地位向上などを目指して活動しています。女性会は街を活気づけようと2024年9月に、四万十市で『おまちでディスコ』と題して、参加者の入場料の一部を募金として寄付するチャリティーイベントを開きました。このイベントで集まった10万円を、乳がんの早期発見に向けて検診を受けるよう呼びかける“ピンクリボン運動”を支援するため、啓発活動を行っている公益財団法人『高知県総合保健協会』に寄付することになりました。14日は中村商工会議所女性会の山崎眞理子会長らが高知県宿毛市にある幡多健診センターの杉本章二センター長に目録を手渡しました。

(中村商工会議所 女性会 廣瀬あさ子 副会長)
「女の人の秘めたる悩みっていいましょうか。なかなか思うようにいかない病気であるので、こういうことにお金が使われるのはうれしいかぎりだと思います。誰でも簡単に早期発見できるようなことがあればいいなと心から思っています」

寄付金は乳がん検診の受診の呼びかけなど県内各地で行なっている健康啓発活動に活用するということです。