小児がんの経験者やがんで親を亡くした子どもたちの奨学金制度を設けている団体が8日、高知県高知市の街頭で募金を呼びかけました。

街頭募金を行ったのは生命保険会社のアフラックと販売代理店でつくるアソシエイツ会です。毎年この時期に全国で「小児がん経験者がん遺児奨学金制度」の募金を行っていて、高知市では8日にアフラック高知支社の社員らが帯屋町商店街で募金を呼び掛けました。

アフラックによりますと奨学金制度は1995年に始まり、2024年6月までの奨学生数は全国で3649人、給付金額は累計で21億円を超えています。

(アフラック生命保険高知支社 麻田桂 支社長)
「がんにかかわる経済的な理由で将来の夢をあきらめる子供が一人でも減るように、今回の奨学金という形でご利用いただきたいと思います」

アフラックでは2025年2月まで新規の奨学生を募集していて、詳しくはホームページで確認してほしいとしています。