27日に投票が行われた衆院選は、2つの小選挙区から自民党の前職が、比例四国ブロックから公明党の前職が、それぞれ当選しました。
高知1区は中谷元(なかたに・げん)8万9110票、武内則男(たけうち・のりお)5万5750票で自民党の前職・中谷元さんが立憲民主党の元職、武内則男さんを破り12回目の当選を果たしました。

(12期連続当選 自民・前 中谷 元 氏(67))
「防衛大臣に就任しまして、緊急事態での公務があるということで、選挙中は全く地元に帰ることができずに大変申し訳ございませんでした。日本の防衛戦略、防衛力整備計画を作った矢先でありますので、さらにこういった抜本強化を行っていけれるようにしたい」

高知2区は尾﨑正直(おざき・まさなお)10万2501票、浜川百合子(はまかわ・ゆりこ)4万3394票で自民党の前職、尾﨑正直さんが共産党の新人、浜川百合子さんを破り、2回目の当選を果たしました。

(2期目の当選 自民・前 尾﨑 正直 氏(57))
「今の政治とカネの問題以外にも日本は大変大きな問題を抱えている。それに対してどのような対処をすべきなのかについて訴えてきたわけでありますが、高知のような地方でも全国の地方の中の地方でも上手くいく、そのような地方創生政策をぜひつくりあげていきたい」

比例四国ブロックでは公明党の前職、山崎正恭(やまさき・まさやす)さんが2回目の当選を果たしました。

(比例で2期目の当選 公明・前 山崎 正恭 氏)
「今までと同じようなことをしていては次はない。この2期目しっかりと生まれ変わった決意で国民の皆さまのもとに、四国の皆さまのために全力で頑張ってまいりたい」

高知県内の投票率は51.97%で2021年の前回を5.37ポイント下回りました。高知1区では49.59%、高知2区では54.59%でした。










