アプリを閲覧中に表示された副業サイトへのアクセスをきっかけに、高知県四万十市の女性がおよそ430万円をだましとられていたことが分かりました。

高知県警によりますと、9月1日、四万十市の30代女性は、携帯電話で動画アプリを閲覧していた時に表示された副業サイトにアクセス。その後、指示に従う形でメッセージアプリに登録すると、「動画アプリを見て、スクリーンショットを送ればお金が貰える」という内容が送られてきました。女性が実際に何度かスクリーンショットを送ると、1回数百円、合わせておよそ3000円が女性の口座に振り込まれました。

その後、「3万円を送金すれば、1回で稼げる金額が増える」と伝えられた女性が、指定された口座に振り込んだところ、「振り込む際に操作ミスがあった」などと言われ、追加の送金を指示されました。その後も「操作ミス」を指摘された女性は、18回にわたってあわせておよそ430万円を送金したということです。

高知県内では、2024年に入ってから、特殊詐欺の被害総額が1億8200万円を超えています。