高知県内のボランティア団体が高知市の小学校と中学校に本を贈りました。
図書の寄贈は、女性ボランティア団体「国際ソロプチミスト高知」が子どもたちに豊かな感性を育んでもらおうと、2004年から毎年、高知市立の小・中学校などに行っています。

2024年は神田小学校と旭中学校に目録が贈られることになり、16日、旭中学校で贈呈式が行われました。

旭中学校は、2023年度の学校の図書館での本の貸し出し数が直近4年間で最も多く、今回の寄贈を受けてさらにたくさんの本に触れてほしいとしています。一方、神田小学校では、贈られた本を使って、高学年の児童が入学前の子供たちに読み聞かせを行う予定です。

(国際ソロプチミスト高知 南 範子(みなみ・のりこ)会長)
「今の若い小学生・中学生・高校生は、多くの困難に立ち向かっていて、その時の人生の指針というところで本を見つけて、本との出会いも大事なので、様々なジャンルから両校が本を選んでいるのを知り、すばらしいと思います。その中で自分が今求めている本と出会ってくれたらうれしいです。」

「国際ソロプチミスト高知」は今後も図書を贈る活動を続けていく予定です。
