今年も残すところ半月あまり。
愛媛県大洲市のシンボル・大洲城では、13日、年末恒例の「すす払い」が行われ新年を迎える準備が整いました。

参加者
「年に一度、大洲城をみんなで大事にしようということで」

大洲城で行われた年末恒例のすす払いには市内の歴史愛好家ら30人あまりがボランティアで参加。
笹ボウキを使って天守閣の軒下などに溜まったホコリやゴミを払い落としていきました。

また笹ボウキが届かない場所では高所作業車が活躍。
雑草や落ち葉もきれいに取り除き新年を迎える準備を整えていきました。

大洲城の今年の入場者は、先月末時点で記録が残る2010年以降、最多だった去年より3000人あまり多いおよそ4万4600人。

天守に宿泊できる「キャッスルステイ」は17組が利用したということです。
大洲城は年末年始も休まず入場者を迎え来年も様々なイベントを企画し今年を上回る入場者数を目指したいとしています。