横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから15日で48年です。新潟市では帰国を願う『県民集会』が開かれました。

当時13歳の横田めぐみさんが北朝鮮に拉致された11月15日に合わせ、毎年開かれている県民集会。

【横田めぐみさんの母・早紀江さん】
「波消しブロックからポンと(海に)飛び込んじゃえばどんなに楽になるかと何回思ったか分からないほど大泣きして、あの頃は毎日泣いてばっかりで気が狂うような感じでした」

89歳の母・早紀江さんは川崎市内の自宅からオンラインで出席し会場に訴えかけました。

【横田めぐみさんの母・早紀江さん】
「これからの子どもたちを守るためにみんなで力を合わせて解決してもらいたいと願っています」
【横田めぐみさんの弟・横田拓也さん】
「母の夢はめぐみが帰国した際、草原で2人寝転んで、『やっと自由になれたね』と姉と会話することです。こんないつでもできることができない、この理不尽さを皆さまに改めて感じてほしい」

集会には拉致問題担当大臣を兼務する木原稔官房長官も出席し、「認定の有無にかかわらず全ての拉致被害者の帰国を実現するべくあらゆる手段を尽くす」と決意を語りました。