地震により離島の通信が遮断されたことを想定し、NTT西日本と松山海上保安部が合同で訓練を行い、通信機器の搬送手順などを確認しました。

4日は、松山海上保安部とNTT西日本の職員らあわせておよそ30人が、伊予灘を震源とした震度7の地震で、離島の通信が遮断された想定で訓練を行いました。

参加者らは、避難所に公衆電話を設置するのに必要な衛星を使用する通信機器などを巡視艇に積み込み、その手順を確認していました。

NTT西日本四国支店 設備部 宝満貞治部長
「つなぐ使命感を持って迅速に復旧をして、国民のみなさまに安全を届けるそういうようなことで大切なものと心得ている」

NTT西日本と第六管区海上保安本部は、3年前に連携協定を結び、毎年、同様の訓練を実施していて、担当者は有事の際、迅速に対応できるよう引き続き連携を深めたいと話していました。