愛媛県松山市の聖カタリナ大学で男子バレーボールの前の日本代表監督、中垣内祐一さんによる講演が行われ、学生たちに「必ず目標を立てて人生を送ってほしい」などとメッセージを送りました。

中垣内さんは2016年から2021年まで日本代表の監督を務め、東京オリンピックではベスト8に導きました。

4日は愛媛銀行の寄付講座「風早の塾」の講師として演台に立ち、中では、何事も目標設定が重要だと述べた上で、その際には現実として到達可能かどうかなども意識すべきだと話していました。
また、日頃から些細な変化にも気付くクセをつけてほしいと訴えました。

男子バレーボール前日本代表監督・中垣内祐一さん
「上手になる選手は総じて気付く力が高いです。例えばバレーボールで言う今のトップ選手の石川祐希や高橋藍とか。彼らは何がどうなっているからそれができるのかというのを、見ているだけでわかってしまう。変化に着目するクセをつけないといけない」

その上で「変化に気づいたら試してみることが成長につながる」とメッセージを送りました。