10月8日、岩手県陸前高田市の神社の例大祭で、高さ20メートルのはしごの上で舞う「梯子虎舞(はしごとらまい)」が披露されました。力を合わせて伝統をつなぐ地域の人たちに密着しました。
10月8日、陸前高田市広田町の黒崎神社で4年に一度の例大祭が行われました。
境内に集まった多くの人が、町内8つの地区による伝統芸能の奉納を楽しみました。
中でも盛り上がりを見せたのは・・・
根岬(ねさき)地区に200年以上前から伝わる、「根岬梯子虎舞」です。

「虎舞師(とらまいし)」と呼ばれる踊り手が高さ20メートルのはしごを命綱なしで登り、身を投げ出すように踊る姿に、会場からは歓声や拍手が沸き起こっていました。

(観客 子ども)
「かっこいいなあって思ったし、怖くないのかなって思いました」
(観客 市内在住のアメリカ人)
「すごく高いのでちょっと緊張していて、でも結局無事に行いましたね。ものすごくすごい!」
