地上波6チャンネルのIBCのテレビ放送66周年に合わせて、月に一度6の付く日に岩手に夢中な人を紹介しています。
10月に紹介するのは、教師として働きながら夢中となっている民謡で日本一を目指す女性です。
12日に行われた八幡平山賊まつり。
このイベントのステージで伸びやかな歌声を披露しているのが今回の主人公、岩手県北上市の佐々木深里さん22歳です。

幼い頃に習い始めた民謡を今も続けていて、この日は青森県の民謡「津軽よされ節」を披露し観客の手拍子を誘いました。
佐々木さんは3月、青森市で開かれた「第70回青森県民謡王座決定戦」で青森県の民謡王座に輝きました。その時に歌ったのが「津軽よされ節」で佐々木さんにとって大切な一曲です。

紫波町出身の佐々木さんが民謡を始めたのは小学2年生の頃。
出場したカラオケ大会の審査員から勧められたのがきっかけで、始めるとすぐに頭角を現しこれまでに数々のタイトルを獲得しました。

2020年には岩手の民謡歌い手ナンバーワンを決める「知事杯争奪民謡王座決定戦」で、当時高校2年生ながら優勝。
2022年には南部牛追唄の全国大会でも最優秀賞を獲得しています。