10日午前9時現在、大型で強い台風26号が南シナ海にあり西北西に進んでいます。
台風は今後、北へ東へと進路を大きく変え、Uターンするような形で、14日金曜午前9時に沖縄本島近海で熱帯低気圧に変わる予想です。
台風の北には前線もあるため、雨雲の発達の程度によっては、沖縄地方では11日から14日頃は、警報級の大雨となるおそれがあります。また、強風や高波にも注意が必要です。

一方、北日本ではしだいに西高東低の冬型の気圧配置に変わるため、東北地方でも雨に雪のまじるところがありそうです。
北海道の日本海側では積雪となるおそれがあります。
【画像を見る】《雨と風の予想シミュレーション 10日(月)正午~13日(木)正午》
あす正午までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところ、大雪山系の山沿いで20~30センチ、内陸で10~20センチでしょう。札幌市街地でもうっすら積もるおそれがあるため、路面状況の変化に注意が必要です。

今週の北海道は雨が降ったり、雪が降ったり、晴れたりと天気が変わりやすく、気温や路面状況も変化が大きくなります。毎日の天気予報のチェックが欠かせません。季節の変わり目、体調を崩さないように気を付けましょう。
◇HBCウエザーセンター 児玉晃気象予報士







