6日夜、北海道浦河町で走行中の乗用車がクマが体当たりされて、ボンネットが破損しました。

クマはその後、現場から走り去り、運転手は無事でした。


警察によりますと、6日午後7時すぎ、浦河町野深を走行中の乗用車にクマが正面から体当たりしました。

クマはかなり大きく、口を開けて威嚇しながら車体に突進してきて、乗用車はボンネットが凹むなど破損しました。


運転手にけがはありません。

車を運転していたのは、競走馬の牧場の厩務員で、クマの出没を受けて勤務先の牧場では、夜間の馬の放牧中止や夜間の作業は複数人で行うことなどを徹底させているということです。

また浦河町では、7日午後4時ごろにも近くの別の道路脇に親子とみられるクマ2頭が出没していて、警察は警戒を強化しています。