専門家が指摘「1パーセント弱の人が自分のことだと思ってしまう」
約96万台に影響があったとみられるこの騒動を「詐欺」を働く側が見逃さなかったと専門家は指摘します。
(ITジャーナリスト 三上洋さん)「私の手元にも(詐欺メールが)来た。1万通送れば約100通の人は『自分のことか?』と思う人が出てくる。犯人グループにとっては、とてもおいしい時事ネタだということです」

メールを不特定多数のアドレスに送ることで、心当たりがある人からカネをだまし取る詐欺の手口。
中でも最近では、地方銀行や信用金庫を騙る詐欺メールや「宅配便の送り先の住所が間違っていた」などと言った内容のメールを送り、アクセスした人がクレジットカードなどの情報を抜き取られる被害も報告されているということです。

CBCスタッフに送られたメールの請求金額は6000円でしたが、目的はクレジットカードの情報だと専門家は見ています。