島根県出雲市の市道で、高さ約6メートルの照明灯が倒れる事故がありました。
この事故でのけが人はいませんでしたが、市内では今年1月にも照明灯が倒れる事故があり、この時は集団登校中の児童1人が右足の骨を折るなどの大けがをしています。
出雲市によりますと16日午前9時ごろ、出雲市今市町の市道で、歩道に設置されていた高さ約6メートル(支柱直径約13センチ)の照明灯が倒れているのが見つかりました。
市によると、照明灯は根元付近から折れ、歩道側に倒れて電線に引っかかった状態だったということです。
この照明灯は平成11年度に設置され、平成30年度の点検では問題がないとされていました。
しかし、今年1月に市内で照明灯が倒れる事故があり、集団登校中の児童1人が右足の骨を折るなどの大けがをしたことから再点検を行ったところ、根元に錆びが見つかっていたそうです。
ただ、専門業者による詳しい点検では、緊急の対応は必要ないと判断されていました。
市は倒れた照明灯を撤去し、周辺の同じタイプの照明灯も緊急点検を行っています。
倒れた照明灯には高さ1.3メートル付近に擦り傷のような跡があり、市は詳しい原因を調べています。















