認知症の高齢者保護に貢献した島根県松江市内のコンビニ店員に10日、警察から感謝状が贈られました。店員が「おかしい」と直感した、その理由とは?
感謝状が贈られたのは、ローソン松江比津店の森田竜平さんと川上竜也さんです。
川上さんは仕事で欠席したため、松江署の金築和弘署長が森田さんに感謝状を手渡しました。
川上さんらは今年2月6日の夜、来店した高齢の男性が、タクシー運転手に自分の名前や行き先を伝えられずおかしいと直感、松江警察署に連絡しました。
男性は家族から行方不明の届出があり、捜索されていた市内の80代男性でした。
当時は気温1度程度と非常に寒い日で、命の危険もあったといいます。
森田さんは、特殊詐欺の未然防止でも感謝状を受けた経験もあります。
森田竜平さん
「あんまり高額だった場合とかは声をかけるように、もう普段から徹底してやっています」
森田さんは、コンビニが市民生活の最後の防波堤的な役割を果たしていることについて、責任が重い場所になっている、と話していました。















