自動車整備工場は実は彼女の実家。
ここで今も事務を担当しているのですが、もともと辛い物好きだった中川さんは、市販されているものに飽き足らず、「自分が満足できるくらい辛いキムチを作ろう!」と一念発起。
工場の隣のコンテナで、自らキムチづくりを始めました。

試作品を近所の人に配ったところ、辛くて美味しいと評判に。
作り続けるうち、徐々に販売を意識していったといいます。

キムチ屋りひと 中川真央さん
「家で美味しく食べれたらいいかなぐらいの感覚で作り始めて、色々材料にもこだわりだして、もっと色々な人にも食べてもらいたいと思うようになって販売に至りました。」

販売まで行うことに不安もあったといいますが、そのとき後押しとなったのが…。

キムチ屋りひと 中川真央さん
「私の主人が全然キムチが食べれなくって『本当に大丈夫』とか主人に言われてたんですけど、豚キムチを作って食べさせてあげた時に『あ、これならいける』って主人も思ったみたいで」

キムチづくりに自信を持つきっかけとなった豚キムチ。
取材に伺った記者もいただきました。

松原佑基記者
「食べた瞬間にピリッとした辛さが来るんですけど、そのあと旨味が口いっぱいに広がりますね、うわこれ…ちょっと、ごはんとの相性ばっちりですね」