新潟市では、元日の能登半島地震で半壊以上の被害を受けた被災者に対し、市営住宅を最長1年間無償で提供することを決め、24日に抽選会を行いました。
【両親の住宅を探している男性】
「残念ながら希望はずれたので、避難している人間が外れて、また次探さないといけないので時間もない中でちょっと大変です」

こちらの男性は、両親の自宅が「危険」の応急危険度判定を受けたということですが、避難所生活を続けている両親は今月末までに避難所を出なければならず、両親に代わって今回の抽選に参加しました。
こちらの夫婦は、住んでいる西区善久のアパートが被災し、立ち退きを迫られていますが、残念ながらはずれてしまいました。
【抽選にはずれた夫婦は…】
「もう出てくださいと言われているんですけど、ちょっとすぐには家は探せないから…。またこれから次探さないといけないのでちょっと大変ですね」

今回は105世帯が抽選に参加し、31世帯に提供が決まったということです。
早ければ来週ごろから入居できる予定ですが、新潟市では、空き部屋の状況やニーズなどをふまえて、追加募集も検討しているということです。