続いてやって来たのは景色のいい山の上。

日本の文化の起源もあるといわれる『径山寺(きんざんじ)』は、およそ1300年前の唐の時代に建てられた禅宗の寺で、本堂では迫力のある大仏が迎えてくれました。

日本との関わりが大変興味深く、この寺で修行した日本の僧侶が、周辺で栽培されていた茶葉を持ち返って日本の緑茶や抹茶の起源になったとも言われています。
茶せんなどの茶道具も展示されていましたよ。

ここ径山寺にはこの日だけでおよそ1万人が参拝に訪れたそうで、多くの市民や観光客が線香を持って東西南北に向けて手を合わせ、家族の健康や商売繁盛などを願う杭州の人気観光スポットにもなっていました。
日本とは少し違う、中国のお参り風景です。