新潟県のサトイモの作付面積は全国4位で、そのうち五泉市がおよそ半数を占めています。
もともと五泉市には、1970年ごろに稲作の減反政策などを受けて栽培が始まったという歴史があり、それからここまでブランドを確立してた自負があります。

【サトイモ農家 大井利昭さん】
「先人たちみなさんで何とかブランドを作り上げてきたので、このブランドを落としちゃいけないなというのは今、俺も含めて若い人間たちみんな考えていて、一生懸命頑張っていると思う」

そんな農家の誇りでもあるサトイモがスイーツに…。

40年以上サトイモを作り続けているという大井利昭さん(59歳)も、好意的に受け止めています。

「最初は焼き菓子か何かまんじゅうとかと思ったら、出てきたの見たら本当にお菓子、“スイーツ”って感じで…。ちょっとずついろいろなものに使うということで消費も拡大して、うちら作る側の人間にも作る張り合いができればいいなと思う」