今夜は苗場山頂ヒュッテに泊まります。
新型ウイルス禍以降、グループごとに仕切りを設け、定員を100人から60人に減らして運営しています。

―手作り?
「そうです。美味しいものを食べてもらいたいので」
小屋番は1年目の大森健汰さんと、15年目の永井大士さんの2人だけ。
苗場山頂ヒュッテ 支配人 永井大士さん
「(客が)100人いても(小屋番が)2人なので、なかなか大変」
苗場山頂ヒュッテ 大森健汰さん
「朝起きてみると朝日が毎回違う。それが大好きです」
外の気温は3℃。あたたかい手作りご飯が嬉しいんです。
「美味しい。ほっとする」
「泊まって、ゆっくり出来るからいいですね」
そして翌朝。小雨の中、小屋近くの展望台へ向かいました。

東京都からの登山客
「向こうの稜線の雲がとてもきれい。きのうはお日様の中の草紅葉がきれいで、きょうの雨の落ち着いた苗場も良かった」
登山ガイド 飯田千香子さん
「この広い大地があって、雲が溜まったり抜けていったり…これが苗場山ならではの景色かなと思います。日帰りだと日帰りだと広い山頂部の散策が時間的に難しくなるので、泊まりでお越しいただくのが良いかなと思います」