「組織横断的な“旧西堀ローサプロジェクトチーム”を設置したいと思います」

新潟市の中原八一市長は、3月に閉業した中央区地下商店街『旧西堀ローサ』をめぐる新たなプロジェクトチームを、市役所内に発足させることを12日に明らかにしました。

このプロジェクトチームは、市有化した旧ローサのあり方について、商業的な視点だけでなく、街づくりや都市防災などの観点も取り入れた検討を進めるのが目的で、9億円にも上ったローサの債権を放棄した反省などから、こうした対応に至ったということです。

さらに、都市開発などの重要課題に迅速に対応するために、市長をトップにした組織横断的な政策会議の設置も明らかにしました。

「市は、利息及び元本の返済猶予を繰り返し、問題の先送りを繰り返してきた」
「重要案件発生時に、新たな組織を作らなければ…」

市によりますと、“ROSAの今後”について意見を聞く『専門家会議』を開催する前に、プロジェクトチームを立ち上げる予定だということです。