また、高齢で体調を崩しやすい猫は、時間をかけて世話をできるようになりました。

「はいよ。ほら、きれいになった」

センターで最年長、推定8歳のオウカです。
後ろ足が少し不自由ですが、木田センター長は「新しい飼い主は、きっと見つかる」と考えています。

推定15歳の「藤子」は両目が見えませんでしたが、6月に新たな飼い主が見つかりったそうです。

県動物愛護センター 木田伸一センター長
「『この猫、もらわれるのかな』とすごく思っていたんですけれど、『それでもいい』という人がいて、スタッフみんな喜んだんですよね。こういう風にしばらくホームページ上で待っていれば欲しいって言う方がいるのかなって…殺処分しないように、なるべく長く飼うようにしています」

ラブラドルレトリバーのゴン太・12歳も新しい飼い主が現れるのを待っています。新しい家族に迎えられた際、楽しく過ごせるようにとボランティアが散歩の練習をしています。

ボランティア
「ゴン太はいい子なので、ぜひぜひこの子を最後まで可愛がってくれる人がいたらいいなって」