女子プロサッカー・WEリーグ クラシエカップのグループステージ第1節が25日に行われ、アルビレックス新潟レディースはホーム・新潟市陸上競技場で三菱重工浦和レッズレディースにPK戦の末、惜しくも敗れました。

新潟は前半4分、左サイドから園田瑞貴が出したパスに新堀華波が反応。そのまま、ディフェンスラインを突破すると、左足を振り抜きました。これが決まって、新潟が先制に成功します。

しかし、“トップ3の一角”の浦和が徐々に攻勢を強めると、前半20分、榊原琴乃にドリブルで持ち込まれ同点ゴールを決められます。

それでも、その5分後でした。滝川結女からのパスを受けた園田瑞貴がクロスを上げると、最後は有吉佐織が押し込んで勝ち越しに成功。前半を2対1で折り返します。

後半、新潟は浦和の猛攻を耐えしのぎ続け、試合終了直前、まさにラストプレーでした。浦和の菅澤優衣香にシュートを決められてしまい、土壇場で2対2の同点に…
今季のWEリーグ クラシエカップは後半終了時点で同点の場合はPK戦で決着をつけることになっています。

PK戦は先行の浦和が4人決めたのに対し、新潟は杉田亜未のシュートはポストに当たり決まらず、有吉佐織のシュートは相手キーパーに阻まれました。
粘り強く守り続けた新潟でしたが、惜しくも勝利とはなりませんでした。