小学生が育てた稲わらが大学生の協力で巨大アートに変身する『わらアートまつり』が、今年も新潟市西蒲区の上堰潟公園で始まりました。
今年のテーマは…
【記者リポート】
「躍動感あふれる“わらアート”。今年のテーマは『越後の海』ということで、なんだか涼し気です」

上堰潟公園に登場したのは、ジャンプするイルカ!吸盤まで表現されたタコ!そして大きな翼を広げたトキ!

「海にまつわる生き物」の巨大わらアートです。
27日から始まった『わらアートまつり』。
今年も東京にある武蔵野美術大学の学生が10日間滞在し、地元のボランティアと協力して3つの巨大わらアートを制作しました。
材料のわらは、地元の小学生が去年育てた西蒲区産です。
トキをモチーフにしたこちらのオブジェは、足の部分にロープを使うことでザラザラとした質感を表現。
細部までこだわりがつまったわらアートに仕上がっています。

「かっこいい」
「わらを使うところがエコでもあり、自然のものをつかっているところがいいなと思います」
訪れた人たちは、日傘をさしたり日陰で休んだりしながら、迫力ある“アート”を楽しんでいました。

『わらアートまつり』は10月31日まで開かれています。