警察庁の統計によりますと、新潟県内で条件付き車両などの特別な免許を持っている人はおよそ4000人で、この5年間でみてもゆるやかに減少しています。佐藤理事長は、お金の問題や周囲の理解を得られないことなどから、免許を取得する障害者は多くないと言います。

そしてさらに、教習所の問題があります。

【日本身障運転者支援機構 佐藤正樹理事長】
「教習所が見つからなければ、検査で合格したって教習所に入れないので。それを見つけるのは至難の技だし…」

こうした状況を少しでも改善しようと支援を始めたのが、中条自動車学校です。

【中条自動車学校 高野雄一郎副管理官】
「現状はまだまだ遅れている業界だと思うんで…。今まで、自分が免許取れるのかなって疑問に思っていた方がたくさんいらっしゃると思うんですね」

学校で障害者支援の専用ページを立ち上げると、多くのアクセスがあったといいます。入校希望者に細かくヒアリングし、特別な料金は取らずに、体や心の障害・病気に合わせた対応を取ります。また、学科の勉強が遅れがちな人には個別指導なども実施しています。

【中条自動車学校 高野雄一郎副管理官】
「免許は取りたいんだけども、自動車学校に問い合わせたら窓口でも断られちゃったとか…。問い合わせをする時点で『自分なんかとれないんじゃないか』とか、不安をかかえていたりする方のお話を聞いて、免許センターやお医者さんが『免許取っても問題ないよ』というなら、うちはサポートさせていただく」