新潟県長岡市の新潟県立歴史博物館で“マニアックな”展覧会が開かれています。
その名も『マイ・コレクション・ワールド』。一般の収集家が集めた自慢のコレクションです。

展示室でまず私たちを迎えてくれるのが、大きな日本地図。
それぞれの都道府県をよ~く見てみると…、一つ一つが“カレー”のパッケージで出来ています!
津南町に住むコレクターが全国から300種類以上集めたもので、新潟県内だけでも30以上あるそうです。


【記者リポート】「気になる我らが新潟県のカレーには、どんな味があるのでしょうか…?初めて見るものもあります」


広島の「バナナカレー」に鳥取の「梨カレー」などなど…まさに“なんでもあり”。
全国のお味に、訪れた人も興味津々でした。


【三条市から】「これだけいろいろなカレーが全国にあるんだと、ちょっとびっくり。できればみんな食べてみたいです」


他にも、小学2年生が集めた考古学コレクションや、さまざまなジャンルのクリアファイルコレクションなど、個性あふれる展示が所狭しと並んでいます。


【新潟県立歴史博物館学芸員 山本哲也さん】「人となりというか、その人の人生と言いますか、そういうものが垣間見える“面白い展示”だなと思います」


実は学芸員の山本哲也さん自身も生粋のコレクター。
『博物館』が大好きで、プラネタリウムの歴史に触れられるポスターや雑誌など、20年かけて集めたこだわりの品々を今回展示しています。


【新潟県立歴史博物館学芸員 山本哲也さん】「周りからは『なんでこんなの集めているんだ』みたいな感じはありますね。それでも集めたくなるーレアものが手に入ると、とにかくやった!という感じ」

なんだか心がくすぐられるこの『マイ・コレクション・ワールド』は、3月21日まで新潟県立歴史博物館で開かれています。