地元のスキー場で授業を受ける上塩小学校の全校児童22人。
雪が多く降る栃尾地域の子どもとして「雪に親しみ、ウインタースポーツを楽しみながら、技術を向上させてほしい」という思いから、毎年行われている授業です。
でも実は、上塩小学校でのスキー授業はこれで最後。
児童数の減少により今年3月で閉校することが決まっているのです。
【小6児童】「またやりたいけど、最後なので…。中学校に行ってもうまくなれるようにしたい」

子どもたちは4月から、栃尾東小学校に通います。

上塩小学校ではこれまでスキーの授業は3年生からでしたが、今年は栃尾東小学校に合わせて2年生も挑戦しました。

【初めてスキーする小2児童】「すごいうまくなりました!一回だけ、一回も転ばないでいけました。またスキーやってみたいです」

スキー授業のない1年生もゲレンデで、そりで滑ったり、みんなで一緒に斜面を転がったりして、大はしゃぎでした。

【長岡市立上塩小学校 佐々木政彦校長】「最後のスキー教室、みんな笑顔でできたこと、満足している顔は見えるので、本当にいい一日になってよかったなと思う」

上塩小学校でのかけがえのない思い出がまた一つ増えたようです。
