成人の日。各地で門出を祝う式典が開催される中、新潟市でも『二十歳(はたち)のつどい』が8日に行われました。

成人年齢が18歳に引き下げられた今年度から、新潟市は「成人式」を『二十歳のつどい』へと名称を変更。去年同様の二部制として感染対策を講じて実施しました。

【二十歳の主張 星野愛さん】
「人のために動くことのできる、そして誰かの憧れになれるような、かっこいい女性になることが、今の私の目標です」

参加者からは、支えてくれた人への感謝や決意の声が聞こえてきました。

【新二十歳】
「SNSで連絡を取り合ってる友達とかもいたんですけど、県外の人たちもいるんで直接会うことが難しくて、その人たちに会えたことが嬉しかったです」

色鮮やかな振袖や真新しいスーツに身を包み、友人らとの再会を楽しんだ参加者たちに今の気持ちを訊ねると、最初に聞かれたのは親への感謝の言葉でした。

【新二十歳】
「育ててくれた両親にありがとうって、一言言いたいです」
「両親と家族で20年間育ててくれて、来年から一人暮らしで初めて自立するので、親のありがたみが分かるかもしれない。学んだことを生かして一人暮らしを頑張っていきたい」

一方で、送り出す側お母さんの気持ちは、娘さんの晴れ姿を見て一段落の様子です。

【新二十歳の母親】
「女性になったな、私よりきれいかなって思います。なんか終わったなって感じです。仕事終わったなって感じで。あと頑張れって感じでした」

続いて聞かれたのはここ数年のウイルス禍について。なんとも頼もしい声も聞かれました!

【新二十歳】
「新型コロナウイルスに対して緩和されてきているのでこのままどんどん若者たちの集まる場所をつくっていってほしいなと思います」
「ウイルス禍の中で生きづらいと思うんですけど、それが10年後20年後に笑い話に変えられるような世の中になっていけばいいんじゃないかなと思う。今は若者が我慢をして菌を撲滅するという強い思いがありますね」

これからの意気込みも聞いてみました。

【新二十歳】
「素敵な大人になれるように頑張ります」

「来年消防士になるので、新潟県に還元できるような大人になりたいと思います」

「これからの人生、長いけど頑張るぞ!おー!」

新たに20歳を迎えた方々、おめでとうございます!!