「前炊きで強火にしているから、焦げすぎないようにここで中火にするの…」

新潟市東区の市立桃山小学校で23日に、『プログラミング』を使って「地元産米のおいしい炊き方」を研究する“総合学習”が行われました。
これは桃山小学校とパナソニックが食育の一環として共同で行っている授業で、班ごとに炊飯時間や温度などを考えて、それぞれの“ベストな炊き方”を専用の炊飯器に送信すると、そのプログラミング通りにコメが炊けるというものです。

「あ!香り強い!」
5年生の子どもたちは、ベストな炊き方で炊いたコメと、硬めにして粘りも弱めに炊いたコメとを食べ比べます。
「俺たちの方、旨っ!」
「やわらかい。やわらかすぎる」
1粒1粒の食感や香りを確かめ、地元で採れたコメの魅力を改めて感じていました。

「火力1つで全然違うコメになってビックリした」
「前炊きとかの時間を長めにとって、やわらかくて甘いごはんが毎日食べたい!」
子どもたちは今後、他の産地のコメでも“ベストな炊き方”を試す予定だということです。