地元産米の知名度アップのため、新潟県阿賀町が4日に首都圏のコメ店の店主らを新米の試食に招くPRイベントを初めて開きました。

【阿賀町 野村秀樹副町長】
「きょうはありがとうございます。よろしくお願いします…」

訪れたのは、お米の博士号とも言われる『お米マイスター』の資格を持つコメのプロたち。育て方についてもかなり専門的なやり取りを交わしながら、マイスターたちはとれたてのコメを手に取り、時には口に含んで、出来を確認していました。

【吉田屋(東京都) 5代目 小林武志さん】
「クセです…。食べてみないと分からない」
【戸塚正商店(神奈川県) 戸塚浩 代表取締役】
「甘いおコメとか、分かりますよ」

一行は場所を変え、裏五頭山荘で新米の『阿賀町産コシヒカリ』も味わいましたが、評価は上々のようでした。

【金子商店(埼玉県) 金子真人 社長】
「特に、口に入れた瞬間鼻から抜ける香りがや美味しさが、食をそそる秋の味覚」
【戸塚正商店(神奈川県) 戸塚郁子 取締役】
「さすがの新米で、ツヤもあって…。口に入れた食感というか舌ざわりも良く美味しくて、とてもお客様に喜んでもらえるなって感じてます」

【阿賀町農林課 齋藤雅彦係長】
「首都圏で阿賀町米を取り扱う米穀店が増えれば、アンテナショップが1軒できるようなもの。“阿賀町応援隊”みたいな人たちになってもらえたら」

阿賀町は、“お米マイスター”が集まる都内のイベントへの出品も検討しています。