さらにその後、地層の研究などから同じ時代に大きな地すべりがあったこともわかっています。

妙高砂防事務所 廣田直之所長
「地滑りで地元が困っていたのと、お坊さんが来たタイミングが合う。伝説がちょっと裏付けられているような…子どもたちにも興味を持ってもらって、地滑り・土砂災害の勉強につなげてほしい」
命や暮らしを一瞬にして奪い去る土砂災害…
伝説は、その恐ろしさと、何とか食い止めたいという思いを今に伝えています。

現代では、土砂災害が起きる前に対策を取ることもできます。
その土地の危険度は、県の土砂災害警戒区域をもとにした市町村の土砂災害ハザードマップで知ることができます。
梅雨に入り、雨が多くなる時期となっています。ぜひ危険な場所を事前に確認してみてはいかがでしょうか。