新潟市江南区の住宅メーカー『ニコハウス』は、2014年に設立。

受注を増やしていきましたが、2018年ごろから現場でのミスが重なり、手直し工事などで費用がかさむようになりました。

そして2022年から2年連続で赤字となり、消費税や取引業者への支払いができなくなったということです。

【説明を聞いた契約者】
「ずっと夢だった、いろいろ考えたマイホームだったので、結果的に詐欺というか嘘をつかれたというか…」

「何月何日まで家を建てるつもりがあったか聞いたら、社長が答えることはなく弁護士の方が答えて…」

「4月中旬には従業員が解雇になって、でも4月末には社長と連絡取れて、その段階では『変更や要望を受け付けます』という話だったんで、どうなんですかって聞いたら『嘘になります』と」

「どういうつもりなのかなって」

また、支払い済みの代金などについては、返金できるかどうかを含めて現時点で見通しは立っておらず『自身の権利を守るために弁護士に相談してほしい』と説明されたということです。

「返金を明確に…というのが第一優先なので、そこが不確定なのはモヤモヤする」
「泣き寝入りするとはいいたくなかったけど、それしか選択肢が」
「感情論ではどうしようもできないので、戻れるならタイムスリップしたい」
「できることは限られて、期待は薄いというのは改めて痛感しました」