カタクリの群生の中に、ごくまれに姿を現す白い花があります。それが白いカタクリです。

数万株にわずか1本しか咲かないと言われるこの花は「見つけると幸せになれる」という言い伝えがあるそうです。まるで“白い妖精”のような、この貴重な花を探すのも、六万騎山を訪れる楽しみの一つかもしれません。

この美しい景観は、地元の有志が集まり、ボランティアで整備を行っているからこそ維持されているのです。六万騎山遊歩道の会のメンバーたちは、登山道の整備に尽力しています。
【六万騎山遊歩道の会 会長 小幡剛久さん】
「ササやツタが強くて遊歩道へ広がる。刈り取って歩きやすいように」

皆さんの活動があってこそ、多くの人々がこの美しい景色を楽しむことができるのです。