登山口から10分ほど登ると、訪れる人々を驚かせる光景が広がります。

一面に咲き誇るカタクリの花々。
淡い紫色のじゅうたんが目の前に広がる様子は、まさに絶景です。

【六万騎山遊歩道の会 小林民弥さん】
「六万騎山は、このあたりで一番早くカタクリが咲く。この斜面は南向きで雪解けが早く、きれいに咲きそろう。まさに“全山カタクリ”」

カタクリの花は、種から花を咲かせるまでに7年もかかるそう。そのため、これほどの群生が見られるのは非常に珍しいことなのです。
この美しい景色を求めて、遠方からも多くの人々が訪れています。

【関西からの登山客】
「関西ではちょっとしか咲いていないけど、ここは一面に咲く。こんなところはない。花のきれいなところを探してきている」