10月23日に投開票された今回の新潟市長選、投票率は32.10%で、過去3番目の低さとなりました。約45万人が棄権したことになります。
各陣営や有権者は、この選挙結果と低い投票率をどう捉えているのでしょうか?


勝負が決したのは投票が締め切られのたと同時の午後8時でした。

【再選 中原八一さん】「再選にあたりまして、こんなに早く当確の知らせを受けることができました。本当にありがとうございました」


中原八一さん(63歳)は特定の政党からの推薦を受けずに無所属で出馬しましたが、保守系の県議・市議らが応援に入り、8区まんべんなく支持を訴えました。

再選を祝う会場には、花角知事や自民党の国会議員の姿も。中原さんは、国や県との連携も再選という結果に繋がったと振り返りました。


【再選 中原八一さん】「これからも行財政改革を進めながら、市民サービスの向上に努めていきたい」


共産党と社民党が推薦した新人の鈴木映さん(35歳)。野党第1党の立憲民主党が自主投票となるなど、野党は一枚岩になれませんでした。

【鈴木映さん】「私が訴えてきた、私たちが訴えてきた政策、これは一定の共感は得られたというふうに思っております」


【チェンジにいがた 佐々木寛顧問】「他党等でできた候補をみんなで応援するというのがあるわけですから、そこはしっかりやらないと、やはりちゃんと野党の役割を果たせない。そこの責任感は持ってほしい」