4年で1.8倍に! “体験型返礼品”が注目される中…

国内最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の運営会社によりますと、体験型返礼品への寄付件数は4年間で『1.8倍』に増加しています。また「過去のふるさと納税をきっかけに、その地域に実際に旅行した」と答えた人は、およそ『4割』に上ったということです。

こうした中、新潟県湯沢町では…

湯沢町 企画観光課 富沢雅文課長
「湯沢町も、大変おいしいお米や日本酒があるんですけれども、山間部なので収量が少なくて、なかなか金額的にはそう多くならないということで、『体験型の返礼品』が人気になっています」

人気の一つが、音楽の祭典『フジロックフェスティバル』の関連チケットです。返礼品としてラインアップすると、2023年度に町に寄せられた寄付総額9億円のうち、1割超に当たるおよそ1億円がフジロック関連となりました。

湯沢町では残りの7割余りも、地元の飲食店やホテルなどで使える“体験型の返礼品=地域共通券”が占めました。

湯沢町 企画観光課 富沢雅文課長
「観光地としてのおもてなし・提供するサービスが、町の“地場産品”と考えています。湯沢町の観光を『ふるさと納税』という制度を使って、何度も体験してもらいたい」