新潟県五泉市のゲストハウス『五ろり』の齋藤さんたちは、月に一度“縁日”を開いています。集落が守り伝える『別所虚空蔵尊』を広く知ってもらうためです。

縁日は、地域の人の居場所にもなっています。
【ゲストハウス 五ろり 齋藤明さん】
「縁日をやることで、この高岡庵という場所が月に1回でも皆さんが訪れて使えるように…。もともと庵主様がいて、皆さんがお話をしていた場所と聞いていたので、そういう場所になればすごくいいと思います」
手作りの手芸品を販売する女性グループもいました。

【別所はつらつマザーズ 渡辺のり子さん】
「なんにもないところなんだけど、13日の縁日会になると、知っている人は遠くからきてくれるし、私たちも『こういういいところがあったんだ』と芽生えたような気がして…。齋藤さんも毎月来てくれて、ここの主みたい」
【ゲストハウス 五ろり 齋藤三千代さん】
「住んでいるとはいえ、あまり話をする機会もなかったので…。こういう場があって、お話しちゃんとする時間もできて、ありがたいなと思います」